居酒屋を快適に利用するための大人としてのたしなみ

人数が多い時の予約とキャンセルのマナー

最近、SNSやネットニュースを賑わせている居酒屋でのトラブルとして、大人数で宴会の予約を入れたのに当日無断キャンセルをするというマナー違反が取りざたされています。
幾つものお店を検討していて予約を入れたものの、後から別のお店がよくなったり、お得にできることを知って別の店に決め、先に予約をした店にキャンセルの連絡を入れるのを忘れてしまったケースも少なくありません。
軽い気持ちで予約を入れたつもりでも、お店はその日に来店してくれるという予定で準備をし食材を仕入れ、料理も作って待っています。
お店の対応上、事前にお金の支払いを受けられるシステムを用意しているケースは少なく、電話で予約を入れて当日支払いとなっているお店が多いため、支払いを受けることなく料理だけが無駄になってしまうケースもあります。
大人数で予約を入れた場合などお店によっては貸切営業となり、他のお客さんも断ったうえで準備をしているので、大きな損害が発生します。
人数が多い予約を入れる場合には必ず約束を守るとともに、どうしてもの事情で日程の変更やキャンセルをする場合には早めに連絡を入れるようにしましょう。

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他のお客さんに迷惑をかけない

これも大人として当然のマナーですが、いくらお酒が入って素面ではなくなったとしても、他のお客さんに迷惑をかけるような振る舞いは抑えましょう。
もし、一緒に訪れたメンバーでお酒が入り過ぎて自制が効かなくなってしまった人がいる場合にはメンバーの間で上手くコントロールできるようにすることが大切です。
個室や宴会場を貸し切っているならともかく、テーブル席で他のお客さんが困るほど大騒ぎをしたり、怒鳴ったりしないようにしましょう。
また、スタッフにいわれのないクレームをつけたり、怒号を浴びせたりすることも、お店全体の雰囲気が悪くなって迷惑です。
お酒が入っても大人としての振る舞いや常識を忘れないように行動したいもので、自分の状況が分からなくなるほど飲みまくるのは抑えたほうがいいでしょう。

ハンドルキーパーを決めておく

車での営業や仕事の帰りに会社の飲み会や接待に参加するケースや、地方で駅から離れた場所などにある地元の居酒屋などに出かける場合、車で来店するケースも少なくありません。
当然ながら車を運転する方はお酒を飲むことができず、お酒を飲ませた方や同乗者なども罰せられます。
居酒屋などの飲食業界では飲酒運転防止の取り組みを行っており、車で来店したお客さまにはハンドルキーパーを事前に指定するようお願いされることがあります。
交通事故を起こさないためにも、お店の取り組みに協力し、お互いに安心して楽しい時間を過ごすのもマナーです。